2009年7月19日日曜日

ドドマの街を歩いて・・

昨日、初めてドドマの街を歩き回りました。

日中だし、たくさんの人が歩いているので一人で歩き回っていることに大して不安感はないのだけど、若い男性のひとりの人はだいたい私をじろじろ見て、目が合うと知らんふりをします。店先にたむろしているような若い男性のグループは「中国人」といったり「日本人」と言ったりしてなんとなく話しかけてきます。

道ですれ違う女性の人たちは、相手が一人のときは結構「元気?」とか「こんにちは」という言葉をかけてくれます。何か言われることで親近感を感じながらも、やっぱりいつも異人として見られているのだなあと思うわけです。

地図を見ずにほとんど間違えることなく、なんとなく目的としていたポイントにたどりついていたので、そのくらいの規模です。

で、最初に泊っていた駅前のホテルに行って中華レストランで焼きそばを食べ、ロビーでボーっとしていたんですけど、その中華レストランにもロビーにも国会関係者が多数いて、土曜日なのに立派な格好で昼間からワインを飲んでいました。。その日も国会の模様がTV中継されていたので、国会を抜けてきていたのかどうか。

国会開催中はあるTVチャンネルで延々国会中継をやっています。それで驚くのが欠席数の多さです。日本みたいに野党が法案に反対して与党議員以外が欠席というのではなく、あちらこちらでとっても欠席が目立ちます。半分くらい欠席ではと思います。もっとも日本の国会中継をまともに見ていないので、もし毎日見ていたら同じくらい欠席があるのかしらね。。どういうシステムなのか。本会議場で順次各委員会が開かれているのかしらと思ってみたりしますが、そんなわけではないのでしょう。なにせ、すべてスワヒリ語なので内容はわかりようがないのです。今のホテルでは新聞も見ていないし。TVニュースも英語でやっているのはケニアの放送で、タンザニアの番組はほとんどスワヒリ語のようです。

基本的にTVはアルジャジーラしか見るに堪える番組がないです。ここ数日衛星の影響か、それも見れなくなっていますが。

アルジャジーラはご存知のようにドーハに拠点を置くニュース専門チャンネルですが、ネットワークはすごいです。世界各国からニュースが流れてきます。特集ものも各国で取材されたものです。同じ特集を繰り返し繰り返し流すのが、「もういいよ」と言いたくなるくらいですが、世界がどれほど不平等で、貧困と紛争に満ちているか、とっても良くわかります。先進国を中心とした国際社会が主義主張の異なる地域の人々にとっては、どれほど不条理なものか、考えさせられるものがあります。

昨日、街をさんざん歩き回った後、ドドマの協力隊員と一緒に豚肉料理を食べました。ムスリムの多い国ですから、ふつうレストランでは鶏か牛肉しか出していないので、豚肉を食べるには専門の店に行かないといけないようです。そこはザンビアと大きく異なるところです。ザンビアはほとんどキリスト教徒だったので、主食のシマとポークソテーは定番メニューの一つでした。

昨日食べた豚肉料理はソテーではなく、骨ごとぶつ切りにして煮込んであるもので、これまた東南部アフリカで定番的なトマトと塩の味付けです。少しフィリピン料理のアドボを思い出しました。

私が隊員だったのはふた昔も前のことで、でも現役隊員にも私と歳が変わらない方もいたりして、ちょっと驚きますが、長年、NGO活動をされていて主婦休業できていると聞くと、いろいろなことに満たされていて今はアフリカでボランティアをやっているのかなあ、と思ったりします。

私が働く理由は大学院に長々と籍を置いてまともに働いていなかったときにできた借金やら実家の借金やらの返済のためで、自分なりに楽しみながらも結構悲壮感があります。つまり日本で仕事が見つかったらわざわざここまで来なくてもいいのに、とちょっと思っているところがあったりします。

で、昨日の話のなかで出たことなのだけど、こちらの人たちはボランティアだとか援助関係でくる外国人を、「本国では使えない人だからアフリカに送られている」という見方をすることがあるそうです。

確かにそういうところはあるかもしれない。たまに腹が立つほど発言が「おバカ」で権威主義で差別主義の白人に出くわします。なんでこんな人が援助の世界にいるんだろうと思うのですが、そういう人が国連関係者だったりするので、やっぱりエリート意識というか、自分は選ばれし者で援助を受ける側の人とは違うという意識なのでしょうね。 援助関係者でないビジネスで来ている人はなおさらですし、この人は本国にいると差別される側なのだろうなと思うような容姿の白人もときどき見かけます。自分の国にいたくないから、こんな辺境地にきて白人としての特権意識を持っているというところでしょうか。
アジア人の場合、そういうわけでもないので、なんとなく損している気になります。

でもね、自分はどうなんだろう。こういう話が出るたびに自分の態度と能力を考えなおしてみたりするわけです。

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